門川町は昔から「さかなの町」として知られてきました。そんななか、2017年に宮崎大学が門川町と包括連携協定を締結し、連携事業の一環として門川町の海の豊かさを学術的に解明するための「さかな図鑑プロジェクト」が始められ、2019年には3年の歳月を経て515種が掲載された図鑑が完成しました。

 　そして、今回新たに、水深200m～363mの範囲で操業している底曳網漁業で漁獲された魚類も対象に含めた大図鑑「新・門川の魚図鑑」が完成しました。

今回の大図鑑の最大の特徴は、その魚種の多さ。なんと、815種の魚が分類順に掲載されています。さらに、水深で分けられたそれぞれの環境別に魚類を紹介していて、立体的に門川の海の多様さと、それぞれの環境に生息する魚種の違いを知ることができるようになっていて357ページにもおよぶ大作となっています。

 　その他にも、農学部村瀬研究室の学生が中心となって制作したカルタやガイドブックなども展示していますので、手に取ってご覧下さい。